2025年4月の情報処理安全確保支援士試験に合格し、2025年10月1日付で情報処理安全確保支援士として登録されました。(登録番号:031126)

経緯

幸いなことに、これまで何かの資格により自らの能力を証明する必要がないまま仕事をすることができていました。そんな中、激務だったころに比べて少し時間がとれるようになったこと、公的機関における業務に意欲が出たこと、その他いくつかの理由により受験することにしたのが2025年のお正月ぐらいでした。

学習

まずはIPAのサイトで情報収集を行うと、出題範囲としては以下のような内容でした。これは元々の専門分野ですから技術的な心配はありません。

  • データベース - レベル3
  • ネットワーク - レベル4
  • セキュリティ - レベル4
  • システム開発技術 - レベル3
  • ソフトウェア管理技術 - レベル3
  • サービスマネジメント - レベル3
  • システム監査 - レベル3

その後、シラバスと過去問題を確認しましたが、午後(記述式)の問題はおそらくこれまでの経験や知識だけで解けるだろうと判断しました。もちろん、これまでの業務で触れたことがなかったり、実際の業務で利用することのない知識であったり、そういったものが問われている質問もありましたが、それらについては午前(選択式)向けの学習による補完で対応することにしました。最悪、それらを回答できなくても合格点(60点)を獲得できれば問題ありません。

懸念点は午前Iと午前II向けの学習でした。いわゆるレガシーな基本技術については問題ないものの、最近の動向を踏まえた知識問題は新たに覚えなければなりませんし、暗号技術などの学問的要素の強い分野についてはどうしても忘れてしまっている部分がありました。そこで、素直にシラバスの内容に従って進めてみようと思い、以下の書籍を講習することにしました。

情報処理教科書 高度試験午前Ⅰ・Ⅱ 2025年版
情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2025年版

ひととおり目を通して新しい発見などもあり面白かったのですが、少なくとも午前Iと午前IIの合格を目指すだけならば不要だったと思います。書籍購入の時点では、いわゆる過去問道場という素晴らしいサイトを知らず、情報処理技術者試験の午前問題では過去問がそのまま非常に多く出題されるということも知りませんでした。結局、過去問を繰り返し解くというのが最適でしょう。

午後対策としては直近2年分(4回分)の過去問を解きました。当初の目論見どおり、これまでの経験と知識・技術だけで合格点を取ることができたため、特別な対策は行っていません。

所感

午前IおよびIIについては実務経験がなくても座学のみで合格点を取ることができるだろうと思います。特に午後IIについては、全く同じ過去問を25問中10問強も出題するというのはどういう意図なのでしょうか。同一知識を問う問題にしても問題文や選択肢を変えるなど、もう少し難化させてもよいのではないかと感じてしまいます。

午後問題は、ほぼ実務経験のみで問題なく合格点をとることができましたから、そういった意味では実務に沿った内容と言えるかもしれません。座学のみで合格される方はどのように学習されるのでしょう、とっても大変のような。

元々何のお墨付きもなく、セキュリティに関するコンサルティングや体制づくり、個別案件におけるセキュリティ要件への対応等を行ってきましたが、今後は多少の後ろ盾をもって対応できるかなと思います。